防犯上の理由で表札をかけないようにしています
一軒家に住んでいる家庭の方で、玄関や門扉のところに表札をかけない方はかなり少数派でないかと思いますが、私はその少数派に入っている人間で、表札はかけないようにしています。それはなぜかというと、防犯上の理由であるということが大きなりゆうであると言えるでしょう。なぜ防犯のために表札をかけないのか?と疑問に思われる方は、もう少し防犯意識を持っておいた方が良いかもしれません。なぜなら、表札をかけるということはかなりリスクを伴うものであるからです。
表札を自宅にかけていると、どのような防犯上のリスクがあるのかというと、まず氏名が不特定多数の人間にばれてしまうことが挙げられるでしょう。個人情報の保持がかなり大きな声で叫ばれている世の中ですから、個人の氏名だけでも悪意のある人間にとってはかなり悪用できる価値のあるものだと考えられます。氏名と住所から職場などが調べられてしまったり、その他のプライベートな部分の情報が漏れたりする可能性はかなり高いです。特に世帯主の名前を書いた表札をかけるだけではなく、家族全員の表札をかけるということはさらにリスクを高めてしまいますので注意しておきましょう。
ただ、防犯の理由から表札をかけていないと、宅配便などがうまく届かないというデメリットはあります。インターネットの通販などをすると、表札を確認できなかった宅配業者の人が迷って自宅に電話をかけてくることは多々あるので、その点は困った部分かもしれません。しかし、このような困った部分があったとしても、やはり防犯には代えられませんので、表札をかけることはまずないでしょう。
今後、より防犯を意識したいと考えている人、もしくはこれまで防犯に対してそれほど十分な意識を持てなかったような人も、私の真似をするように表札をかけないという防犯術を試すのはどうでしょうか。そうすれば個人の特定や犯罪にまきこまれるリスクを大きく下げられます。